今更だけど、シリコンについてです。
最近、大いににぎわってかたノンシリコンシャンプー(笑)
大手の会社も、火消しに躍起になるくらいだからな。
んで、実際どんなーよ!!!!!
“髪に必要なトリートメント成分(シリコン)は洗浄成分などと時間差をもって髪や地肌(頭皮)に働きかけ、手触りの良さや潤いを閉じ込めることに貢献しています。h&sの製品に使われているシリコンは化粧品にも使われている安全なものです。
また、カラーリングの仕上がりにも大きな影響がないことが実証されています。”
美容室の集中トリートメントでも、同じような事をするんだけどさ。
髪にトリートメント成分を入れた後に、被膜形成させて、トリートメントもちをあげるみたいな。
それと、同じ理屈で被膜をすると、カラーもちもよくなるっちゅーことか。
”シリコーンは、酸素とケイ素と有機基からなる有機化合物です。シリコーンは、柔軟性が高い、熱や光に強く変質しにくい、水や他のものと反応しにくい、気体や湿気を通しやすい、物の表面に薄く広がりやすい、という特徴的な性質があります。”
まずシリコンのよさに挙げられるのが安全性。
熱や紫外線によって、破壊、変性しにくいので、髪や肌についていても安心。
よく天然油なんかはいいイメージなんかあると、思うんだけど。
天然油は、熱安定性や酸化安定性が、弱いやつもあるので注意が必要だと思う。
よく、被膜っていうけどシリコンはラップみたいに、膜をはるんではなく、網目状に膜をはるから気体や湿気を通しやすいともいわれるね。
”シリコーンの役割は、主にすすぎ時の髪の感触向上と仕上がり感のコントロールです。濡れているときは髪の表面にとどまって摩擦抵抗を下げ、乾いた後は、髪の表面をなめらかにすることで、ブラシや髪同士の摩擦を抑えたり、髪の流れを揃えやすくしてまとまりの良い仕上がりにします。”
シリコンの、よく言われる役割ってのが髪同士の摩擦を抑える。
”ヘアケア製品を含む化粧品には、肌や髪に対して負担を与えないことを確認された原料が使用されています。シリコーンも同様です。さらに、花王では、シリコーンを配合している花王のヘアケア製品ついて、通常の使用方法で、地肌の毛穴のつまりを起こすことはなく、成分の浸透を妨げることがないことを確認しています。”
よくノンシリコンシャンプーで言われるのが、ここになると思うんだけど。
シリコンが毛穴につまって・・・・・・・・。
つまらねーわ(笑)
髪や肌に浸透させていくには、いろんな要素があるけど、分子量なんか大事。
分子量、大きさね。
シリコンの大きさなら、毛穴になんかつまったり浸透したりしない。
ってか、シリコンの役割が上記のように、表面を整える役目なんで、浸透しちゃ役割が違うんだよね。
”ダメージ毛・健常毛の双方に対し、シリコーン配合油剤、ノンシリコーン油剤で処理したのちに、パーマのかかりやヘアカラーの染まりを調べた結果、シリコーン配合有無によるパーマ・ヘアカラーの効果の違いは見られませんでした。
シリコーンは、洗髪中など、水のある状態では、球状の油滴として髪の表面にあるため、過剰な量でなければ、他の成分の毛髪への浸透を妨げません。”
これも、シリコンが悪者になった理由の一つだよね~。
シリコンは撥水性だから、霧吹きなんかで吹いてみると、表面に水滴ができる。
どばどば水をかければ濡れるもんだ。
それと、ビルドアップも言われる問題だよね。
シリコンを使いすぎると、髪にどんどん吸着して、窒息する(+o+)
どんどんって事はねーと思うけど・・・・・・(笑)
昔、美容の某専門誌でシリコンシャンプーと、パーマかかりの検証をしていた。
実験の結果は、影響がない商品とパーマがだれる商品とが、あったと思う。
一口にシリコンっつっても、メーカーによって製品のばらつきがあると思うし種類も多種多様にあるからさ。
実際、ビルドアップしやすいシリコンもあれば、しにくものもあるらしいけども。
それに、シリコンの有無での検証ではなく、シリコンが入っている、シャンプー剤での検証だったんで、シャンプー剤に含まれている、他の成分が邪魔をした可能性も十分あるからな。
シリコンだけではなく、単純にトリートメント成分のたぐいはパーマの働きを弱くするのもあるし。
シャンプー剤にも、なにかしらのトリートメント成分ってのは含まれているから。
って、ちょっと長くなったんで、また続く(笑)
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美容室stylista みやぎ